恐らく映画マニアにウケるのは『シン・ゴジラ』、大衆にウケるのは今作かなと。
夫が突然観たいと言い出したノリで観たので山崎貴監督の最新作とは知らずに観たけど、海でゴジラと戦うシーンなんかはまんま『アルキメデスの大戦』だった。
ちなみに、海＝船のシーンが多いので、乗り物酔いするタイプの人は酔い止めを飲んで観たほうがいいかも…
神木隆之介と浜辺美波を筆頭に豪華な俳優陣がこれでもかと出てくるし、監督がVFXの第一人者なので映像の迫力も素晴らしく、邦画のエンタメ作品としてはかなり良い出来の作品だと思う。
ストーリーも私のように涙腺の弱い人間ならちゃんと泣ける程度には良かったし、正直めちゃくちゃ泣いてしまった。笑
以下ネタバレ有。
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浜辺美波は死体が出てきたわけではないし生きている可能性はあるなと予想していて、安藤サクラが電報を受け取るシーンで予想が確信に変わった。
死のうとしていても生き残ったり死んだと思っても生きていたりなんだかんだハッピーエンドで終わるのは令和っぽいなと思いつつ、神木隆之介と浜辺美波が再会するシーンの浜辺美波があまりにも無傷すぎて、「あの爆風をくらってそんな無傷って？」と『ラーゲリより愛を込めて』の北川景子に感じたのと似たような違和感を抱いてしまった…が、その直後に浜辺美波の首筋に蠢く黒い何かに気づいて鳥肌が立った。
ファーストインプレッションでは「浜辺美波が次のゴジラになるってこと？」なんて思ったりもした。
他の方々の考察をチラ見した限りでは「爆風で死んだ浜辺美波がゴジラの細胞を取り込んで再生した説」が濃厚な気がしたし、そうであればあの不自然な無傷っぷりも納得。
続編への布石だという予想も見かけたけど、そのあたりは興行成績次第なのかな。
とりあえず、ハッピーエンドに見せかけたバッドエンドであることはわかったけど、神木隆之介をこれ以上絶望させないであげてよ！
『ミュージアム』と似たような嫌な終わり方！笑
まあ続編があれば観ると思う。
↓『シン・ゴジラ』
https://filmarks.com/movies/60579/reviews/121412145
↓『アルキメデスの大戦』
https://filmarks.com/movies/80107/reviews/79479331
↓『ラーゲリより愛を込めて』
https://filmarks.com/movies/99768/reviews/147135138
↓『ミュージアム』
https://filmarks.com/movies/65520/reviews/63581709
【2023.11.11.鑑賞】
【2023.11.11.レビュー投稿】
【2023.11.11.レビュー最終編集】
