こなつ

ゴジラ-1.0のこなつのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0
「ゴジラ」シリーズ37作目。「シン・ゴジラ」から7年振りの本作は、「永遠の0」「ALWAYS 三丁目の夕日」を手掛けた山崎貴監督による作品。

「シン・ゴジラ」からもう7年も経つのかと懐かしい気持ち。「シン・ゴジラ」では、東京湾から上陸したゴジラがいの一番に私が住んでいる品川を踏みつけ、破壊し、そこは私の家かもと思いながらやるせない気持ちで鑑賞した事を思い出す。今回は、戦争末期からの話なので、最初特攻隊の守備隊基地に現れたゴジラが、戦争からの復興に向けて前に進もうとしている日本を襲う。あぁ、銀座の街が、、やはりゴジラは容赦ない。背中が青く光って大量のビームを出す。口からは放射熱線、凄い迫力だった。

被爆したゴジラが細胞レベルのエラーで巨大化し、再生能力の異常な高さのゴジラに成長していた。倒すのはとても困難に思えたが、色々作戦を考え出すものだ。相模湾って、日本の沿岸で最も深いトラフだったんですね。本当に完璧に倒せたのだろうか?ゴジラにやられて入院していた典子の首の黒い痣が気になる。

特攻隊の生き残り敷島浩一(神木隆之介)と大石典子(浜辺美波)は、朝ドラでも感じたが、ホンワカした雰囲気が微笑ましいカップル。あきこちゃんという子役の可愛いこと。ここという時にしっかり大泣きするのが凄い。安藤さくらや青木崇高などゴジラだけでなく、出演者達の絡みも素敵な物語を作っている。

期待以上に楽しめた。⋆͛🦖⋆͛
テンポも良くて、ヒューマンドラマ的にも満足だった。観に行こうか迷っていたが、やはりこれは劇場鑑賞案件だったと思う。
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