ヤマタケ

ゴジラ-1.0のヤマタケのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

去年、たまたま時間が合ったので何気なく鑑賞したら、あまりの衝撃にまた翌週も観てしまいました。

山崎監督の18番芸と言える、
緻密なVFXと素晴らしいストーリー展開と、
リアルなのにファンタジーな世界観の融合が見事にマッチしていました。

息を呑む位の臨場感と絶望感。。
ゴジラ映画の素晴らしさを痛感しました。

俳優陣も流石で、きっとブルーバックで何も無い空間の中で、あの迫真の演技が出来るのは素晴らしいと思いました。

最後の浜辺美波さん(典子)が生きてたシーンの、
神木君(敷島)の喜びに対する、
クールな受け答え…
それもそのはず
首筋から見える出血斑点のような跡が、
原爆症と同じような病気の発症を予感させ、
それまでのハッピーエンド感を完全に打ち消し、
その上ゴジラも海中でまた再生されている姿を映し出す事で、その後の更なる地獄を予感させ、
続編への期待がますます高まりました。

早く次回作を是非山崎監督で観たいと切に思います。

漫画みたいとか、こんな都合の良い話はあり得ないとか、色んなレビューがありますが、
そもそもゴジラの存在自体があり得ないの存在なのだから、
どーせだったら思いっきりこの世界を、
このありえないストーリーと共に、
最高な音響と大きくて素晴らしい映像に飲み込まれるのが、
サイコーな時間の過ごし方だと自分は思います。(最高サイコーうるさいですね。)

モノクロ版も体感したいなぁ。。
ヤマタケ

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