ヤマタケ

ソウルフル・ワールドのヤマタケのネタバレレビュー・内容・結末

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

人生は素晴らしい。。

人それぞれのきらめきは、魂(ソウル)に宿っているから…

全く見えないのに熱くそしてそれぞれの人間の中に宿るそれぞれの魂(ソウル)の存在を改めて教えてもらった気持ちになりました。

そして、人生の些細な一瞬一瞬が大切に思える愛おしい気持ちになるとても素敵なお話でした。。

物語の最後、ずっとこじらせつづけてたのに、ジョーに出会った事によって、
人間になる事を選んだソウルナンバー22番…
その後一体どうなったの?
あえて曖昧に終わらせたピートドクター監督の思惑が、とても粋だと思いました。。

誰にでも共感出来るように…
そう。
気分屋で難しい…時にはイライラさせられる…
でも、何故かいつも自分の隣にいる
…なんだかとても大切な存在。。
例えば、
恋人…パートナー、親友、子供…ひょっとしたら、自分の親かもしれない…
あなたにとってのかけがえのないけど、気難しい…でも大切な存在…
きっとその人が、
ずっと迷い迷ってジョーと出会った事によって、生きる事の素晴らしさを知り、
勇気を出して地球に降りて来た、
ソウルナンバー22番なのかもしれない…

そう思うと、妙に納得してしまいました。

ワガママで気分屋の大切な存在のあの人に、
おおらかに少し優しく出来そうになりますね。

やっぱりピクサーはすごい。
大きなスクリーンで観たかったです。
ヤマタケ

ヤマタケ