魚さかな

ゴジラ-1.0の魚さかなのレビュー・感想・評価

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.6
 第二次世界大戦の終戦から2年後、神木隆之介・佐々木蔵之介・吉岡秀隆・山田裕貴らが相模湾でゴジラを倒す特撮映画。
 神木隆之介が「まだ俺の戦争は終わっていない」という心情で浜辺美波と戦争孤児を育てながら3人で暮らす人間ドラマが楽しめた。途中の意外な展開で、隣人の安藤さくら、航空整備工の青木崇高の配役が生きていた。
 山崎貴監督は2013「永遠の0」で空軍の歴史小説を映画化している。2016「海賊とよばれた男」は出光興産の創業者の伝記で、石油運搬船で荒波を渡ったり、関東大震災で焼け野原の銀座で復興したり、VFXで歴史を再現していた。これらを経て、「ゴジラ-1.0」も現実の歴史の中にゴジラが居るような感覚を得られた。
  米アカデミー賞視覚効果賞を受賞したのでDolbyで鑑賞。2024年7本目
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