杉咲花と志尊淳と子役、それぞれの母親との関係性を描き、介護・LGBT・育児放棄・DVなど社会問題を描きつつも、温かみのあるヒューマンドラマ。
仲間のクジラに聴こえない鳴き声の音域を表す「52ヘルツ>>続きを読む
PG-12はセックスシーンとピンク映画撮影シーン。1969(昭和44)年〜1971(昭和46)年の新宿でピンク映画の助監督になる門脇麦の成長物語。
故・若松孝二監督のスタッフの青春群像劇が良かった>>続きを読む
1983(昭和58)年に作られた名古屋のミニシアターの実話。若松孝二監督を井浦新、支配人を東出昌大。
冒頭からアラジン『完全無欠のロックンローラー』の替え歌を東出昌大が歌い、喫茶店BGMがあみん『>>続きを読む
工場作業員の若葉竜也が、妻の山下リオを殺害されて、犯人の伊勢谷友介に復讐するSFタイムリープ映画、99分。PG12はナイフ殺人。
若葉竜也の演技が好きなので観たのだが、ループと題名に付く通りタイム>>続きを読む
リリー・フランキーが木村多江の遺言で、息子の錦戸亮一家とイギリスの湖に散骨する旅。回想にて認知症介護と若かりし頃の出会いを振り返る。94分。
回想シーンへの移行する前後が、上質の洋画の心地よさを感>>続きを読む
終戦後に生き残った、人と人の出会い。趣里が兵隊と孤児の3人で暮らす。森山未來が孤児を従えて行動を起こす。孤児は闇市で一人で生きる術を身に付ける。
登場人物がお互いを名前で呼び合わないところに孤独を>>続きを読む
第二次世界大戦の終戦から2年後、神木隆之介・佐々木蔵之介・吉岡秀隆・山田裕貴らが相模湾でゴジラを倒す特撮映画。
神木隆之介が「まだ俺の戦争は終わっていない」という心情で浜辺美波と戦争孤児を育てなが>>続きを読む
中2の羽村仁成が、夏休みに財閥婿養子の岡田将生の殺人を目撃したことから始まるサスペンス、129分。PG12はナイフで殺人。
羽村仁成16歳の演技力で全て成り立っている。おっとりとした口調から後半の>>続きを読む
R18指定。グロい手術シーンが多数、全裸のセックスシーンが多数、自慰行為についての台詞が多数。
ロンドンで医学博士に育てられた幼児の知能の女性が、スペイン・パリに渡り成長して帰国するSFファンタジ>>続きを読む
2024年4本目
見応えある140分、2021年秋から2023年夏までのドキュメンタリー。
猟銃で野生のシカを打ち、目を開けたまま倒れ、ナイフで腹を切り裂き内臓を取り出してゆくシーンが多数。なかな>>続きを読む
2024年3本目
PMS(月経前症候群)で会社を辞めた上白石萌音とパニック症候群で会社を転籍した松村北斗が、プラネタリウム玩具を製造販売する会社に勤める同僚として出会い、それぞれの持病と向き合う。>>続きを読む
2023年2本目
1923(大正12)年の関東大震災のあと、朝鮮人・中国人・社会主義者が6000人殺戮された、千葉県福田村での実話。
物語が9割進むまでは退屈なのだが、ラストの大事件で伏線回収され>>続きを読む
2024年1本目
NHK 『着信御礼! ケータイ大喜利』のレジェンド投稿者が、オールナイトニッポンのハガキ職人になり、大阪から上京してコント作家の見習いから挫折する実話。
仲野大賀(ベーコンズ西寺>>続きを読む
2023年23本目
公衆トイレ清掃員の役所広司の日常風景。清貧な一人暮らしでの規則正しい朝のルーティン。文化的な趣味や人との繋がり。
前半は、フランス映画のような、言葉や会話での説明が何も無く、丁>>続きを読む
2023年22本目
杉咲花が同棲している若葉竜也からプロポーズされた翌日に失踪したことから、杉咲花の無戸籍の生い立ちを辿る物語。
アナログ写真の日付で過去の時間軸を示してくれる親切設計。16歳〜2>>続きを読む
2023年21本目
魔夜峰央の世界観を活かしつつ、埼玉の自虐ネタから2作目は舞台を滋賀へ広げた、良質なフジテレビ娯楽映画。
ストーリーがわかりやすく、1作目よりもテンポ良く楽しめた。
和歌山の白>>続きを読む
2023年20本目
大阪市北区の共同住宅コーポで暮らす、馬場ふみか・倉悠貴・東出昌大・笹野高史、それぞれの人物像を描く。
4人とも雰囲気が出ている。特に倉悠貴23歳がいい味を出していて菅田将暉を彷>>続きを読む
2023年19本目
3組の男女を通して、社会の固定概念への生きづらさを描く。水をモチーフに、水飛沫の音やダムの映像は美しい。
新垣結衣・磯村勇斗のパートは、別人のように地味な寝具店員の新垣結衣が、>>続きを読む
2023年18本目
石巻2011年→大阪→帯広2018年→東京。アイナ・ジ・エンド、松村北斗、広瀬すず。私の大好物、時間軸の変わる映画。3人の接点の描き方が謎解きのように解明されるので178分が長す>>続きを読む
2023年17本目
重度精神障害者施設で働く、宮沢りえ・磯村勇斗・二階堂ふみ、それぞれの家族。長男を3歳で亡くしたオダギリジョー・宮沢りえ夫妻が、お腹の子が障害を持たずに生まれるのか苦悩する。
磯>>続きを読む
2023年16本目
演技派揃いで日本アカデミー賞ノミネート間違いなしのオススメ作品。
映画監督志望の松岡茉優が、コロナ禍で窪田正孝に出会う。仲野大賀の無駄遣いが嬉しい。MEGUMIと三浦貴大のパワ>>続きを読む
2023年15本目
建築設計事務所に勤める二宮和也と偶然出会う波瑠のラブストーリー
ビートたけし原作が刊行されたのは2017年だが、だいぶ若い頃の話のように感じた。映画の舞台は現代ではあるが、二宮>>続きを読む
2023年14本目
戦時中の東京で少年が母を亡くして、疎開先で父・継母・使用人たちと暮らす。豪邸の庭で異世界を巡る冒険ファンタジー。
擬人化された動物が不気味なのと、異世界での都合のよいルールに辟>>続きを読む
2023年13本目
京都の貴船の旅館で、2分間のタイムループが繰り返される物語。
『カメラを止めるな』を彷彿させる、制作委員会ではない、着眼点がユニークな良作。
ヨーロッパ企画の作品を観るのは初>>続きを読む
2023年12本目
シングルマザー安藤さくら、担任教師 永山瑛太、小5長男、それぞれの視点で見た小学校のいじめ問題。
A面は社会派ドキュメンタリー、B面は職場と恋愛のホームドラマ、C面は友情アドベ>>続きを読む
2023年11本目
60代女性、筒井真理子の日常。義父の介護、夫の癌、長男の彼女、スーパーのレジ打ちパート、新興宗教の集い、隣人トラブル。
長男の磯村勇斗の演技が素晴らしい。ろうあ者の彼女との絆が>>続きを読む
2023年10本目
役所広司が愛情を注いだ、長男 菅田将暉が生まれてから死ぬまで。
『雨ニモマケズ』『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』、花巻の火葬・チェロ・日蓮宗・農業技術、など宮沢賢治の世界観が堪能>>続きを読む
2023年9本目
2003年、東大卒のプログラマー東出昌大が、弁護士 三浦貴大と共に裁判で無実を主張する実話。
東出昌大のプログラミング大好きという気持ちが心地よい。まっすぐな熱血バカを演じるのが>>続きを読む
2023年8本目
広瀬すず・櫻井翔・江口洋介、探偵事務所の3人。
ナイフで刺される殺人が多数ある。繰り返しリプレイされるのが苦痛。カーアクションというか死亡交通事故。春休みにファミリーで観る映画と>>続きを読む
2023年7本目
生まれつき聴覚障害者の岸井ゆきのが、ホテル清掃の仕事の合間に、三浦友和が会長を務めるボクシングジムに通う。
聞こえない・喋れない・手話でやり取り。芯が強い性格だから、余計に生きづ>>続きを読む
2023年6本目
前半は鈴木亮平と宮沢氷魚の出会い、後半は鈴木亮平と阿川佐和子の交流。
職場の撮影スタジオではオネエ言葉、ゲイ仲間との飲み会、母の命日には房総の実家の仏壇へ。鈴木亮平のキャラクター>>続きを読む
2023年5本目
世界一のサックス奏者をめざして仙台から上京し、同じ18歳の3人でのジャズバンドを組む青春物語。
上原ひろみの音楽が良い。プロのサックス・ピアノ・ドラムのコンサートを生で聴くのを上>>続きを読む
2023年4本目
1920年のインドで、大英帝国と戦うインド植民地の青年2人の友情物語。最先端VFXとCGを駆使した現実ではあり得ない特撮アクション映画。
2/7と2/14に「乃木坂46のオールナ>>続きを読む
2023年3本目
中島裕翔がマンホールに落ちる一人芝居。
上映前に公式にネタバレ禁止が告知されている。
中島裕翔のモラハラ男がハマって適役。
作中のSNSの比重が高い娯楽映画。
緊迫感>>続きを読む
2023年2本目
1999年、大泉洋は妻の柴咲コウと19歳の一人娘を交通事故で失う。1980年、大学生の目黒蓮と恋に落ちる人妻の有村架純。2007年、八戸市の実家に戻った大泉洋が、娘の親友の伊藤沙莉>>続きを読む