米アカデミー賞にて視覚効果賞の受賞を受けて鑑賞。
戦後の復興という時代背景を考えるとゴジラという存在に違和感があった。
何故敢えてこのタイミングで？
折角立ち直りつつある日本をまた破壊してみせる必要があるのか。
それには人間の戦争への向き合い方という点が思い浮かんだ。
ゴジラの破壊＝戦争、原爆投下という投影。
ある日突然起こったら。
不幸が立て続けにだって起こることがあるんだ。
そんな決して目を背けてはいけないこととして見る者全ての人が向き合っていく必要があるのかもしれない。
今回ゴジラがとても凶暴で人間に対して牙を剥いているのが印象的だった。
それに対してただ立ち向かうだけでなく、しっかりとヒューマン要素もあり、泣ける展開は心にグッと来た。
