Nao

フェームのNaoのレビュー・感想・評価

フェーム(1980年製作の映画)
3.4
自分とは何者か?
それを必死に表現しようとする若者達のフレッシュな姿は元気を貰える。
ちょっと野蛮とも捉えられる人だらけで、完全に自分の世界を持っている者もいれば、たどたどしく自信のない者もいる。
皆にそれぞれに表現の仕方があり、夢がある。
いくら訴えても互いに分かり会えないくらいの強い思いが、痛々しくもある。
まさにドキュメンタリーを観ているかのようで、エンターテインメントを作り上げるのって簡単じゃないからこそやり甲斐があって面白い。
今の時代にはあまり感じられない若者達のパワーを感じられたり、ちょっとしたカルチャーショックのような感覚にも陥った。
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