まず始めに言いたいのは、長らくVHSのみでしか鑑賞不可能だった本作がいつのまにかDVD化され、サブスクでも鑑賞可能となった。
経緯は分からないが、埋もれてしまっては勿体無いと思っていたから手軽に鑑賞出来るようになったことが率直に嬉しかった。
弟を可愛がるように接するエリックの眼差しが忘れられない。
病気のことを知っても何だかよく分かっていないようにも見えるとこが逆に良かったりもする。
薬で治るから心配ないという気持ちがあったからこそ、吹っ切れて旅に出られたのだろう。
出会いから別れまでが短過ぎるのが切ないが、2人が成し遂げられなかったことを替わりに行ったとされるラストシーンはずっと心に残っているシーン。
寂しいけどずっと側にいる、そんなエリックの思いが素敵で感動した。
