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水は海に向かって流れるのtoshiのレビュー・感想・評価

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)
4.9
原作未読、前情報予告くらいで本日鑑賞しましたがめちゃくちゃよかったです。
「恋愛はしない」彼氏は「いらない」と口にする26歳の女性榊さん(演:広瀬すずさん)。そして榊さんが気になってしょうがない高校生の直達くん(演:大西利空さん)のお話。
直達は通う高校に近い叔父の家にお世話になる為向かうも、そこは叔父の家ではなく榊さんをはじめ占い師の泉谷、教授の成瀬も一緒に住むシェアハウスだった。住み続けてしばらくして榊さんが恋愛しない理由が気になってしようがない直達ですが、その理由がとんでもないことがきっかけだと知り・・・。

広瀬すずさんまた演技上手くなったなぁと思いましたが、脇を固める方達も素晴らしい方ばかりでした。開始早々直達の叔父役で高良健吾さん登場、続けて占い師の今泉役の戸塚純貴さん登場にはニヤけました。このお二方だけでも素晴らしいキャスティング。その他教授成瀬は生瀬勝久さん、直達の父役に北村有起哉さん、榊さんの母役に坂井真紀さん、父役が勝村政信さんと結構豪華なキャスティングです。
そして何よりもヌコ(猫)のムー。ムーがとてつもなく可愛い。いい演技してます。因みにフルネームがとっても素敵(ネタバレになるのでここには書きません)。
上記の通り結構な役者さんが揃っておりますが、直達役の大西さんと直達の同級生で泉谷の妹楓を演じた當真あみさんというフレッシュなお二人も頑張っておりました。

内容というか展開がなかなか面白いのでレビューに詳細は書けませんが、今作気になっている方はご鑑賞をお勧め致します。
あとかなりな飯テロ作品なので、お昼時や晩御飯時のお時間にお腹すかせて観に行くのは避けた方がいいかもしれません。
榊さんが作る豪快なご飯は一度食してみたいと思いました。

最近ラジオで良く流れて素敵な曲だなと思っていたスピッツのときめきPart1がエンディングで起用されたことも含めかなり満足させていただいた作品なのですが、ラストの直達の言葉って必要だったかな?とちょっとモヤっととしたので-0.1でこのスコアと致しました。
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