めちゃめちゃオモロだった、、！先日見たのを今更記録
やはりヨーロッパ企画、短時間に情報をここまで詰め込んでいてもシンプルかつ綺麗に収められる。遊び心たっぷりの開けてびっくりおもちゃ箱、なのにセンスが止まらない！最高すぎ。
テーマとしてはとある村に、各地から「都市伝説」を巡ってたどり着く人々の群像劇(ミニ)。お互いの話を聞いていくととんでもない事実に気付き、、と。
ありがちなトリックを予想したが綺麗〜に裏切られてちょーー満足。あっはっは！と声を出したくなる巧妙なストーリー展開とテクニックで面白くない瞬間がない。本当、これ映画好きなら新しい「面白い」に出会えるから絶対見たほうがいい。
舞台経験者が出演に多いのもあって、よりそこの面白さが出ているなあと思った。舞台には私も最近触れだした所だけど、映画やドラマにはない「試行錯誤」というか。「創意工夫」が見えて超面白い。今まで見てきたものでは得られなかった新しい「面白い」があって、あり得ない方向に球が跳ねて転がっていくみたいな感覚がある。そこにあれよあれよと巻き込まれるみたいな。
冒頭、ちょっとしたホラーのような見せ方で進んでいくのもまた！見てるこちら側を引き寄せてくるから好き。
オカルトコメディというジャンルの無駄を削ぎ落として、ポンポンテンポよく掛け合いが繰り広げられて。本当出演者の方たちの技量が試される現場なんだろうなと思う。
澤村役の勝沼くん、めちゃめちゃ振り切ってて好き。最初捲し立ててこの村の伝説を語るところとか、ゾクゾクっとするのに目が離せなくて凄かった。第一印象を決定付けてて最高。
また細やかな伏線の数々も！ん？なんでこんなメンバー？とかね。不自然だけどまあ取り敢えず見るか、と飲み込んでいたポイントがするする「あーーーー！！！」って答え合わせされて超爽快。ほんと、これ見てると気持ちがいいくらい面白い。
もう一回見たらまた印象変わるんだろうなあなんて。リピーター確実に多いおもしろさ、もっと上映してないとおかしい。
