「一度その人を描いてみると、自分が相手をどう思っているかが分かる。だから、私は見たままそのままに描く」
絵を描く、って行為ってこんなにも誰かを愛しているということなのだなあと感じて、肌も喉もぜーんぶヒリつくぐらい痛くて、でも本当に本当に大好きで素敵だと思える作品に出会えたなあと。見終わって涙が止まらん。どうしてくれる。笑
全然性格が違うから仲が良いのか、全然性格が違うからムカつくのか。それどっちもなんだろうなあ、、と胸が一杯になる、あまりにも近過ぎて遠い関係で泣けてくる。
相手に憧れて、羨ましくて、でもあんな風になれなくて。相手の「そういうところ」が好きになったのに、お互い「そういうところ」が鬱陶しくなったりする。
誰にも分かって貰えなくて、でも誰にも分かって貰えなくてもいいってぐらい二人だけのものにしたくて、な関係がもう胸ジクジクさせてくる。
お互いに語る言葉も、ブログに綴られた言葉も、選ばれなかった言葉の方が多くて辛い。けど愛しい、まじで見る側からしたらこの気持ちどうすりゃいい！ってぐらい。
展開がめちゃめちゃにきちんと面白くて、「ほんっと韓国映画、、」ってなるぐらいの完成度で唸っちゃった。ミスリードもミスリード、全部全部ひっくり返されて「こんな素敵な雰囲気の映画ですら完璧に展開してくれんな！」ってちょーーーーうれしくなっちゃった。
主演二人の演技力への信頼を感じられる作りで、本当に本当に良作でした。まじベスト映画。見て良かった。
