怪物は、怪物--
けれど、怪物から1番かけ離れた"綺麗"も垣間見ることが出来る。
人の、卑しくて、愛で、青くて、汚くて
不器用で、正直で、苦しくて、、etc...
今、観終わったあとにこのレビューを書きながら頭に浮かんだのは
SUPER BEAVERの" 人として "という楽曲でした。
〜歌詞抜粋〜
「人は騙す 人は隠す
人はそれでも それでも笑える
人は逃げる 人は責める
人はそれでも それでも笑える」
是枝監督の" 人 "そのものに対して、真摯に向き合った結果が溢れていて
その結果、主人公を1人とせず
多面的な構成という仕掛けを作ったことで、より良い形へと遂げていったのかなと考えさせられました。
クライマックスは、その清廉さだけで
胸がいっぱいになりました。