このレビューはネタバレを含みます
いやぁーー、シニカルでブラック
あからさまな伏線に、
分かりきっているのに面白い回収劇
愛と憎しみ渦巻くドン底夫婦の回帰喜劇
まさかでした。
このウィットさに富んでいるのに
かなり血みどろで、ショッキングなスリラーでもある。
ある程度のやり取り(殺し合い)までなら
笑っていられてしまうから、慣れというのは怖いものだ。
お父さんも、囚人のニュースも、アラームが壊れているのも、お菓子のカスも、クソも...etc
とても、愉しめる伏線が散りばめられている作品しかも、夫婦の絆とその逞しさがブラックに風刺されている様相が素晴らしかったです。
P.S.
お父さんだけ物凄く可哀想でした。
本当に最後はハンモックに揺られて良かったなと思いました。