このレビューはネタバレを含みます
母親から見た世界
先生から見た世界
そして子供達が気付いて欲しかった世界
一人ひとりがもっと子供の気持ちに寄り添っていれば簡単に気付くとこができたと思う反面、たとえ気付いたところでどう助けてあげれば良かったのか、答えは出てこない
そんな歯痒さが最後までシコリとなってどうすれば良かったのかわからぬままに終わってしまう作品でした
作品同様ひとつの側面だけでは到底測れないので何に対しての高評価なのかが難しいと感じました
映画としてとても重い作品なので
『面白かったか?』と聞かれたら『いいえ?面白くないけど考えさせられる作品でした』となるんですよね。
とにかく見てください。
見てほしい映画か?と聞かれれば『見てほしい』と即答できる(この気持ちを味合わせてやりたいという意味で)
最後のシーンの考察はまあ解放という意味でのハッピーエンドとバッドエンドの絶妙なところなんだろうなという感じ
すごく見応えのある映画だけど見た後にスッキリするような作品ではなかったです。