オッペンハイマーのすっごくズゴックのネタバレレビュー・内容・結末

ただただノーランの手腕に脱帽という感じでした。普通に考えてこんなに暗く陰鬱な作品をエンターテイメントとして落とし込める気がしない。

肝心のストーリーですが、諸手を振って素晴らしいみんなも観るべき！
なんて言える作品ではないです。辛いし悲しいし憤りも感じる。でもそれと同じくらいに理解もできるし知ってよかったとも感じる。物語自体に各々の解釈は求めておらずただただ過去の出来事を描く作品なので歴史の教科書を読み聞かせている気分にもなる。なので興味のある人、関心のある人が自己責任で観るべき作品であり人に勧めるモノではない。

これ見よがしに日本に媚を売っている訳でもないので見ていて違和感もなく、あぁこう言うことになっていたんだなとじんわりと心に響く一方でもう少し日本に関心を持ってくれてもいいのになとも正直思ってしまった。そこが心から満足出来てない要因だと思いました。

あとアインシュタインが好き。