このレビューはネタバレを含みます
ジェームズ・ワンのホラー映画だよおすすめだよと友人から聞いたので早速視聴。
自分SAWシリーズはコンプリートしているんで、出来ればそっち方向じゃない作風が見たいなぁと思ってたんです。
蓋を開けてみたら結構正統派ホラーな感じでいいじゃなーい。
いやでも所々見え隠れするジグソー感…
敢えてなのか殺人シーンは思ったよりグロ抑え気味？
塚本監督リスペクト的なモンスターも見え隠れ…。
これどこに向かっているんだろうと作品の興味は完全にそっちに。
そしてついに現れるガブリエル…。
え？かっこいい…だと？！
ホラー映画見てたよね？
いつの間にかDC作品のヴィランの様なヤツが暴れ回るスタイリッシュダークファンタジーノリのアクション作品に変わってる？？
こんなところでこれまで培ってきた経験を存分に出してきているジェームズ・ワンさすがです。
物語後半、ついに真相が発覚するところで、今まで抑制してきたジェームズ・ワンのスプラッター性が一気にトップギア！
殺人シーンのグロ抑え気味って言ってすいません。そんなことなかったです。
折るわ潰すわ抉るわで、もうしっちゃかめっちゃかだよここまで凄惨なシーン逆に清々しいまであるよ。
これまでの流れから全く関係のない殺される為だけに登場した人物たちの民度の低さといったら…世界観どうなってんだよ（笑）
ツッコミどころも満載で、最後まで面白いさすがのジェームズ・ワン作品という感じでした。ただこういう作品の割には少し長いかなぁと若干の胃もたれも感じてしまったので、ちょっとそこがスコアに影響。
もう少しテンポよく見れたらよかったのになぁと思いました。
