このレビューはネタバレを含みます
ドラマきっかけで原作ファンになった菅田将暉おたくの私です。
こちらの映画、それはそれは楽しみにしておりました。公開日に観ることができた幸せをかみしめているところです。
さて、本作についてですが…まさか、我路君に始まり、我路君に終わるとは、思いもしませんでした。笑 あんまりかかわってないし相変わらずニコっと微笑んで匂わせをするだけでしたが、やっぱり好きですね。いい味出してました。早く整君と再会してほしいなあ。
…と、冗談はさておき。笑 全体的に言って、大変すばらしい作品になっていたと思いました！！原作ファンとしては感激です！！ひとつひとつの言葉について、丁寧に真摯に向き合い、懸命に大切に作り上げてくださったのだなと、うれしくなりました。原作の良さを曲げずにそのまま映してくださり、ありがとうございます。
出演者の方々も、大変豪華といいますか、著名で実力のある方ばかりで、原作のイメージそのままで感動しました。特に汐路さん役の原なのかちゃん！！まさにぴったりの子で、素直さと苦しみを見事に演じ切っていましたね。原作だと汐路さんの出番もまだまだあるので、今後もたくさん見ていきたいですし、応援していきたい役者さんになりました。
少しばかり気になるのは、ドラマ版でもあまり好みではなかったクラシックを流しまくる演出が相変わらずあったのと、原作でも個人的にあまり好きではない若干スピリチュアル的なシーン(石の効果とか)が結構がっつりだったのがそわそわしてしまいました。多分、そここんなに気にするのは少ない意見だと思いますが。
それと、天パとか色白を「外国人風」って表現しちゃうのも、本当は危ういよな…とも思いました。
ところで、ドラマ版で謎に順番入れ替えたり展開変えたりしたのは結局なんだったんでしょうか？ドラマ版のラストに続くのかなあとか思って観てたらそうでもなかったし、なかったことにしようとしてません…？ライカさんももう出ないんでしょうか…。
ミステリであってほしくない部分がミステリになっちゃってる気がしますが(笑)、続編作る気はほぼ確実にありそうなので、ものすごく期待しています。なんとかしてください。笑
