観たことのない映画でした。
不思議ともっと観ていたいという思いと物語として綺麗に終わったという思いの両方が残っています。
江戸時代に排泄物を回収する職があったことは知ってたけれどそこで働く人の話ははじめて観ました。
白黒で、画面サイズもいつもと違って、不思議なんだけれどカラーにはない想像力を使ったからか、どのシーンも印象に残っています。
ネタバレになるかもしれないので映像のことは触れませんが、普通の白黒映画ではありませんでした。
私はあの演出のおかげでそこに生きてる人たちをよりリアルに感じることができました。
ぜひ、映画館で観て欲しいと薦めたくなったしなんの情報もなくみて欲しい。
話的には青春であり恋愛の映画だけど細かく描かないところに想像の余白を残してくれていて、感情の移ろいを想像するほどおきくさんのことが好きになりました。
これだけは言えるのは、何かを食べながら観る映画ではないってことです。
