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せかいのおきくのmarucoのレビュー・感想・評価

せかいのおきく(2023年製作の映画)
5.0
せかいのおきく…、
黒木華さん良かったなぁ。
今までの中で一番好きな彼女でした。
けっして大きくはない、
このつぶらな瞳が愛おしい。
華さんのええとこがようけ出てました。
癖のない飽きのこない顔立ちが本作にはとても似合うし心地好い。
くどいのはウンコで十分や🤧、

池松壮亮、好演してました。
なかなかええ俳優やと満足しました。
彼は観てるだけで泣けてきます。
糞尿を買取ってそれを農家に売る、
という辛い苛酷な生業です。
のちに寛一郎(佐藤浩市氏実子)も池松壮亮の心に触れ共に糞尿集めでどうにかこうにか生きてます。
ここでひとつ、
皆さんはウンコを手づかみしたり、
素手で木樽の中のウンコをかき回したことありますか?
偉そうに言うて、
marucoもお蔭様で今のとこありません。

くず野菜も入ってそうやし、
まるで古い古いぬか床みたいでした。
そしてね、
時には頭から全身、爪先までウンコをぶっかけられたことありますか?
marucoはね、
実はウンコではなくて、
汁をぶっかけられたことはあります。
讃岐の熱々のぶっかけうどんです。
これはたまに、
懐具合の調整で食しますよ。

しかし本作には驚きました。

今日この会場でたったの90分ほどの静かな時間でしたが観客の方々とそれらを共に過ごさせて頂けたことは何かこう、
これこそ運命共同体…、
と言った格別の想いがありました。

そしてね、私の片方の隣席の男性はね、
時々低い低い声で笑いはるんですね。
それが人間らしくて、味わい深くて、
寛容で、ええ人と感じました。
それが私には妙に嬉しかったんです💞
きっとウンコを見せられるたんびに可笑しくもあり、なんとも遣る瀬なき想いに至られたことと思います。

それこそmarucoはその方とは、
ライン📱の交換でもしたい…、といった、そんな心境になりました。
初対面からウンコの話が出来るなんて
最高の出逢ではなかったんか…、
これこそ運の付きといったものではなかったんか。

そんなこんな色んな気持を抱きつつ、
右と左に分かれて劇場を後にしました。正直私自身ウンコを見過ぎて少しばかり気落ちしてどこか心細かったせいもあったかと…、思ってます。
 
最後に、
しかしなるほど、
これ白黒しかあかんやつ。
色が付いとったらこれはあかん🙅
おそらく猥褻物陳列罪で起訴される。
ち、ちがうか💦

だけど、
この前述の3人の役者さん、
ここで再びの美しのの、三竦み。
素晴らしかったです。
そして、
全ての役者さんに拍手喝采です👏

佐藤浩市さんが厠でババします。
あまりお通じが良くないと言うておられだいぶ長いこと厠で気張ってはりましたが…、
苦悩の表情が真に迫ってました。

これを雪隠詰めて言うんやろね、
そしてやっとこさ、ボトリ💦
同時に屁を一発こきます

屁は力無き哀しみの、
”ヘ短調の音色”でした。
お聞き逃がしなきよう。

でもこの音色には、
”ヘ腸調“のほうがええかも知れん。

最後に、
続編を口にするのは烏滸がましいですが
以下を切望します。
次には東出昌大さんの起用でお願いします。
贔屓の彼にはどデカい自らの運コを
その両手で掴み取ってほしいです。
marucoはそれをしっかと見届けたいです
絶対にお願いしときます💙

もし何でしたら、
それまでの息抜きに、
せかいのおかき…、こんなん、
観せて下さい。
おかきは音するけど、
家で美味しく食べれますから。

暫くキーマカレーは食べれないです🍛

きっとマタアワセテクダサイ💐

加筆しました。
ご容赦下さいませ🙇
maruco

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