OPが完全に『ファーゴ』だった。笑
「この映画は実話に基づいている」とか言いながら、直後にWikipediaの引用してくる流れはふざけすぎてて声出して笑ってしまった。
見間違いだったら恥ずかしいが、序盤のセットの中に『ファーゴ』にも出てきたホラ吹き人形もあった気がした。
さらには冒頭に出てくるカップルの名前が「オラフ」と「エルサ」なのも失笑してしまった。
生物界最強クラスのクマがクスリ食ってラリったら、という設定のそれ以上でも以下でも無い。クマが無双して人を殺しまくります、以上！って感じの潔さは素晴らしい。
とはいえ空っぽの話かと言えば、実はそんなことはなく、最後に小熊を出すことで急に親子愛を意識させたり、思い出させたりするのは自然すぎてちょっと上手かったかも。
さらに子供たちのシーンでは「ストレンジャー・シングス」や「E.T.」的な自転車青春作品のニュアンスも画角に収めていて非常に良かった。
まあでも設定のわりに盛り上がりはそこまで無かったな。
続編も作れるように最後に小ネタを散らすあたりも小賢しいけど好き。カウチポテトしながら観るには打ってつけでは。
