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658km、陽子の旅のピポサルのレビュー・感想・評価

658km、陽子の旅(2023年製作の映画)
3.9
父親との邂逅を果たせぬままここまできてしまった陽子。精神的にも身体的にも渇ききっていたが一連のヒッチハイクのなかでまだ充分ではないものの少しずつ潤いを戻していった。部屋のドアを開けると眩しい日差しだったのが青森の実家に着く雪の降る冬景色になっていたのは陽子がアイデンティティを取り戻しつつあるように見えたし、亡き父をオッチャンに重ねてるとこもめちゃよかった。
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