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君たちはどう生きるかのseptemberのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

はじまっておそらく30分?45分?位で眠気に襲われて最後まで眠気との壮絶な戦いだった

最初に思ったのは何だろ
まさかの戦中の疎開話し?母親を亡くす?ってことは自分史とファンタジーを絡めてやるのか かな

ただ、今までの宮崎駿のキャラクターはロリだけれどもエロさはそう無かったのに対して、おそらく今作の要の作画監督本田雄が描いた? 作品中重要な継母はロリさはゼロだけれども艶っぽさ妖艶さをすごく感じさせられて 既にこの時点でこれって宮崎駿の作品なのか?って疑問が湧いていた

やたら数出てくるお婆さんもこのキャラ造形は宮崎駿じゃないだろ ポニョの時の婆さんでいいだろって感じでうーんって感じが

眠気を押し殺しながら見てても宮崎駿がこれまで作った作品が意図的に散りばめられているのは流石にわかった がしかし、特別それがいい訳でも無く、んーっていう感じでラストまで

参考にしたというイギリスの児童文学を読んでいれば少しは楽しめたのかなとも思うけれども

やっぱり宮崎駿は絵コンテだけじゃダメでしょって思ったのが正直な感想かな
アニメーターをやって、そしてやりながら話しをどんどん自分勝手に時代に合わせて或いは先越して変えていくって言うのが宮崎駿の作品の凄さの重要な点だったんじゃないかな
(体力的にもう無理だからと作画監督を頼んだ本田雄って人もアニメ界で凄い人なんだろうとは思うけども)

宮崎駿の作品を見に行ったんだけれども宮崎駿の作品とは思えなかった って結論かな


とは言え、映画館に初日に見に行ったのっておそらく初めてだし 鈴木敏夫の情報過多時代に情報を一切出さないってやり方もいいじゃんと思ったし、(おそらくこの作品ヤバイんじゃないかな、奇襲で人集めるかって気もあったんじゃないかなと想像する) 今日は自分は映画代1,000円の出費で済んだし、まぁ早い話し話題になった一つのイベントに参加した気分

終わりゆく映画(そして音楽も)という文化、もう数える程しかいないビックネームの宮崎駿 映画文化終盤の小さいイベントに参加できてまぁよかったんじゃないかなと


ポニョの時みたいに数年経って見たらえ?これいいじゃん!ってなるかもしれんしね
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