品が良いのにサイケデリックでかなりヘンな映画だった
これが煮詰めに煮詰めたハヤオの作家性なのかもしれない かなりヘンだった
天岩戸といいストーンヘンジといいいつまでも巨石の話に拘るよねぇ
結局これってまたクリエイター論なのかな?
丁度最近『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読んだからか
これと結論を逆にした同じ話かな〜とか思っちゃった
この映画が多量のメタファーで構成された寓話として綺麗に成り立っているんだとしたら
自分に学が無いことが原因で一回観たくらいじゃ言いたいことが理解しきれてないのかもって気もするし違う気もする
逆にこれがただのカオスだとしても
どうしても一本の映画を観ている感覚にはなりきれなくて、ハヤオの身体から溢れ出る汁を浴びているような感覚になってしまうからどのみちグッときてしまうのは仕方ないよね、ずるい
こんな話を棚に上げてもとりあえず殺人インコがかわいかったから鳥好きとしての満足を得たよ
でもセルフオマージュとかめちゃくちゃ嫌いそうなのに…お前…消えるのか?