このレビューはネタバレを含みます
原作とは異なるものだということは聞いていたが、ストーリーは違うが道徳的な内容になるのかと思ったら本当に全く違った。
序盤の火事場に向かう描写は心情が映し出されていてゾクゾクした。
疎開先の老婆やたちが鞄に群がっている様は奇妙で、眞人たちと同じ人間とは思えなかったが段々と可愛く愛らしい存在になっていった。
世界が次々に変わっていき、理解が追いつかなかったが色んなところにたくさんの意味が込められているんだろうな。
原作は子どもに向けて書かれているので分かりやすい形式をとっているが、宮崎さんが作ると、どういうことだ？どういう意味があるんだと考え続けることで本当に伝えたいことが見えてくるのだろうな。
今のところ、自分の中の悪意を認め、他者を受け入れていくというメッセージ？
観た人の意見、考察を知りたいような、もう少し自分で考えたいような。。
2023/8/12 再視聴
