七つの会議のおにぎりのネタバレレビュー・内容・結末

会議で香川さんがガン詰めしてくるシーンからスタートし、一気にテンションがあがった。
もちろんエンタメとしてだけど、最高。
野村萬斎さんが暴いていく役だとは思って観ていたが、ドーナツがやたら登場するなとか会議中の北川部長と八角さんの目線のやり取りなど、小さな？がどんな大きな問題に繋がるのかワクワクしながら観ていた。
社長がはっきりと「隠蔽する！」と言ったときは笑ってしまった。
香川さんは顔が黒幕すぎるので、やっぱり北川部長だったか、かつて上司にやられたことを自分もやってしまったのね、と思ったがまさかの社長でびっくりした。
演出が時代劇のようで会議を合戦と見立てているのかな、仰々しくて登場人物たちのプレッシャーや責任感、重みが伝わってきた。
御前会議はもう、全員の顔での演技が凄すぎる！台詞じゃなく顔ピクで語る！
観終わったあとは、色々考えさせられることもあるが、爽快感もあってさすが池井戸さん原作だなと思った。