このレビューはネタバレを含みます
ここまで前情報なしに見れる映画もほとんどないので公開2日後に鑑賞。
感想としてはすごく良かった。
監督宮崎駿、プロデューサー鈴木敏夫、音楽久石譲。このゴールデントリオの新作を映画館で見れたこと、それだけで満足した。
個人的に宮さん(仲良いスタッフの言い方)の作品はオリジナリティ溢れてて今回についてもこんな作品は宮さんにしか作れないと思う。最近、どの映画もシリーズものの続編とかスピンオフばかりでそういうのも大好物なんだけど、単作でオリジナリティ溢れるものって減ってきてると思う。そんな中、我々をどこに連れて行ってくれるか全く分からない作品を観れたことで満足してるのかと。
観る前はナウシカ2かなと勝手に思ってたし、もっと説教くさくなるのかと思ってたので想像以上に見やすかった。(青鷺が喋り出すあたりから、お！物語が動き出したぞ！ってなった)これまでのドキュメンタリーを見てたら宮さんはあくまで子どもをターゲットにしてるから今回も割とファンタジー要素強めだったのかなぁと。途中考察要素はかなりあったがそこまで考えてると無理だなと途中思い、彼の連れて行かれるがままに楽しんだ。
色々映画の内容を考察してる人もいるが公式から正解はまだ出てないし、これから出ることも怪しい。から、今はこの余韻を楽しみたいと思う。
ps.序盤の火事のシーンは本当に描写が特に素晴らしかった。山王戦の安西先生みたいにそれだ！ってなってた。あと、たぶんNHKくらいが今回の作品製作に関するドキュメンタリー撮ってるだろうからそっちも早く見たい
