このレビューはネタバレを含みます
前評判が良かったので公開2日後にスクリーンへ。観終わった後の素直な感想としては「すげえ映画観たな…」と。これぞまさに「映画」であり、本物だ！と私は思うのである。
そもそも自分自身(世の中的にやはりそういう作品が最近多いのか？)シリーズものの続編や娯楽映画に振った映画を観る機会が多くなった気がする。だが、この作品はあくまでこの一本で勝負をしにきている。素晴らしい。
この映画序盤から本当に不穏な空気が流れている。そこで出てくる我らがデニーロ。マジでこのおっさんニコニコしてるけど目の奥笑ってない人上手すぎる。レオ様もめちゃくちゃ良い。この映画のレオ様マジでだせえ(褒めてる)。リリーグラッドストーンの演技も上手くて、こっちの心抉ってくる。
結果的に3時間半あってまだ続くか！的に思った部分もあったがクライマックスへの展開がめちゃくちゃドキドキさせる。
最後。ラジオの公開収録的なシーンで！？となった。観てる途中であれスコセッシだよな！？て隣の人に言いたくなるくらいビックリした。
いやーーーー、昨日観たけど余韻がすごい。あとネイティブ・アメリカンの文化にすごい興味が湧いた。この映画で描かれた悲劇的なものも含めた歴史を勉強したいのでアメリカ国立博物館みたいなとこ行きたい。
