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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのALVERTOのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ついに見てきた。


感想としてはインディジョーンズの映画ではあったんだけど、うーーーーんって感じだった。オープニングが良くて、アメリカのシーンはうーん、って感じでモロッコからは良かったと思う。クライマックスはこれまでのシリーズとは違った展開で悪くはなかったかと。

で、なぜこんなにもモヤモヤしてるのかを家で鑑賞済みの父と話してたら、今回のインディはこれまでのシリーズと違ってかなり孤独だったからなのではないかと思った。マリオンは離れ、息子も亡くし、栄光の時代も今となっては色褪せた。そんなインディを見て悲しくなったし、寂しくなったのではないかと思った。

ということを踏まえると、自分にとってインディジョーンズはヒーローだったと言うことに改めて気づいた。知性的で、敵をなぎ倒し、自分の意思で突き進むヒーロー。インディの影響で考古学に興味をもったし(なんなら、副専攻で考古学もとった)、本当に大好きなキャラクターだということに今回自分でもびっくりするぐらい気付かされた。あ、俺こんなにもインディジョーンズ好きだったんだ、って感じ。

今回の映画はそのヒーローが老い、映画全体でこれまでにはない孤独感がある。そこがあまり刺さらなかった要因かなと思った。最終作としては良くできてるし、終わり方も救いようがあるから良かった。インディジョーンズにはあの世界の中でマリオンといつまでも平穏に暮らして欲しい。
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