まず私の第一印象で書く素直な感想と、
にわか映画ファンの私が「駿を分かった気になってイキって感想を書く【君たちはどうイキるか】」の2つに分けて感想を書く。
【IQ低いver.】
駿の熱いエールは肌で感じるし、松岡修造並みの熱さは感じるんだけど、何か言ってるなって。笑
駿からのエールならもう魔女の宅急便で受け取ったよ!!!!!
駿の意図を理解するために
原作を読みたい。
映画を見るより原作の中に駿の伝えたい事が書いてあるはずだ!っていう結論に至ってしまう程、ストーリーがとっ散らかってる。
なんなら、「これは駿の跡を継ぐジブリ関係者へのメッセージだ!」と言われた方が確かに納得ができる。ジブリの関係者の皆さんなら真っ直ぐにメッセージを受け取れるだろう。
そして、駿がエールを送りたいであろう若者は、0歳〜50代くらいまでの人が含まれているだろうけど、50代の人たちでも、まともに理解できてる人は少なそう。
隣の小学生はもちろん、30〜40代くらいのお母さんも開口一番「よく分かんなかったね」って言ってた。
皆ジブリを観に映画館に足を運んでいる人は、エンタメを見に来てるんだよね。人生哲学見に来た訳じゃないんだよ。
CMで流れたスタジオポノックのやつの方がよほどジブリジブリしてたよ!
正直、序盤15分くらいで今から「火垂るの墓」マインドで見るか、「千と千尋」マインドで見るか、岐路に立たされた感あった。
駿が全身全霊で伝えたいのであれば高畑勲ルートに行くべきだったよね。トンネルを潜ってしまうともうファンタジーでメッセージがぼやけるんだよね。トンネルじゃなくて塔だけど…。
人生哲学とファンタジーが絡み合って、石の積み木でできた塔になってましたね。ブレッブレでした。
少年の葛藤とかも全く見えなくて
成長したの?という疑問もある。
【頑張って汲み取ったつもりの
駿考察〜君たちはどうイキるか〜】
恵まれた環境にいても、それなりに悲劇は起こるし、悪意も生まれる。
自分が中心の世界で生きる(逃げる)選択肢もあるけれど、自分の弱さや悪感情を受け入れ、無数にある世界と価値観の中に晒されながら、さて、君たちはどう生きる?っていう。
こんな分かりづらい脚本なのに
青サギの皮を被ったおじさんという、メタファーの塊のキャラクターなんかもうド直球だよね。
創造力や判断・決断力、自立心などの意味が込められた青サギ。判断力や決断力は時と共に衰えたり、はたまた忘れてしまったり。
無数の鳥たちが空を飛び立つ自由の象徴のシーンでは、地を行く人たちはフンまみれ。全てを忘れて自由に羽ばたくアホたちの落としていったもので自分たちが汚されたり、惨めな気持ちになっても、地に足つけて歩んで行けよ、という駿からの温かいお言葉(違