フレンチコアおじさん

地獄のコマンドのフレンチコアおじさんのレビュー・感想・評価

地獄のコマンド(1985年製作の映画)
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三宅隆太監督が某ラジオ番組で「チャックノリス版の呪怨」と紹介してた本作、その言葉に偽りなく、まさしくその通りでした。

突如現れた謎の武装集団の工作によりアメリカ全土にテロの脅威が吹き荒れる。
しかしテロの総司令官はマット・ハンターを異常なまでに恐れる。ヤツを殺さなければ作戦は成功しないと。

今まさにテロが起きようとする現場に何処からともなく突然現れるチャックノリス演じるマット。そしてテロリストの運命は言うまでもなく。
大体これが何度も繰り返されるだけで、ストーリーなどあったものではない。
最後は罠にかかった敵の総司令官と共にテロリストをほぼ皆殺しにしておしまい…

いわゆる午後ロー、木曜イズム全開のボンクラ映画。
使う脳みそは1ミリもないから何も考えずに安心して見られるぞ(?)

それにしても、スクールバスやミサ中の教会を狙うテロリストの外道っぷりは半端じゃないですね。フィクションだとしても今のご時世にこんなことやったら流石に怒られそう。