大画面・迫力音響で派手派手だぁ〜！ テレビアニメが劇場レベルであることを認識させる最高の繋ぎエピソードにして、映画館で「アニメを見る」という珍体験を楽しむ上質な企画上映。
あらすじはいいかな笑 一本の映画として編集したというよりかは、本当に3話を繋げただけだったので笑 2時間の間に何回鬼滅の刃のロゴ(赤黒の丸いやつ)を見たことか。しかも前シーズンのラスト2話+新シーズンの第1話という起承転結ならぬ「転結起」で終わる異様さ。後味として、次のシーズンが楽しみだなぁ〜で終わるのが凄く良い感じだけど。
しかし楽しかった！もともとテレビ放送した時からオカシイと思ってた超作画バトルを大画面で観ることができただけでも大満足。改めてアニメーターや声優さんらの丁寧かつ強烈な思いを感じる。なんかテレビでタダで観るのが申し訳ないくらい、興収をしっかり還元してあげてください…。
僕は原作未読のアニメ勢なので、新エピソードも非常にワクワクしました。上弦の鬼という最高戦力が出揃い、刀鍛冶という新たなフィールドとキュートな柱という魅力的なキャラまで出てきた。中でも無限城の描写はメチャクチャ楽しかった。広大な異空間として重力もあやふやに働くビジュアルが堪んない。鬼滅の世界観で『インターステラー』みたいなSFっぽいことやってるというか、城という存在が概念的になってる気持ち悪さ、すこ。
それにしてもテレビアニメを映画館で上映するだけで大ヒットとはとんでもないモンスターコンテンツになりましたなぁ…。これが映画かどうかはわからん、けど観る価値はあるんだなぁ、不思議だなぁ…妬ましいなぁ…たくさん金稼いでんだろうなぁ…
