今年1番期待していたけど、そうでもなかったので、レビューがうまく書けなかった。少し寝かせれば冷静にアウトプット出来るだろうとモヤモヤしていたら1ヶ月経ってしまった…
阪元監督の2作目は、国岡→グリバレも、コレも合わないのかもしれない。視点（主役の）をズラした描き方が苦手なのかな。どの要素もパワーアップしているのに、それがドライブしてこない。今回は映画というよりも10分×10本で100分のコント集を見せられた様な感覚で、映画を観てるような感情の昂ぶりが無かった気がする。みんなめちゃくちゃ喋り続けるし状況も気持ちも全部台詞で説明するし、邦画っぽいし、コント。
あと衣装が…前作では、気の抜けた服装が凄く現実味があって良かったのに、今作の衣装は何故かみんな揃いも揃って『同じ母親が原宿シカゴで買ってくれたの？』ってくらいテイスト同じ過ぎで、その違和感がノイズとなってしまい集中できなかった。敵も味方も全員原宿シカゴテイスト。田坂さんとか、あの服装するかな…？
ただ、それでも阪元作品が好き過ぎるが故にTwitter（裏垢も）もYouTubeも逐次追っているために“ネタ”が透けて見えてくる感じも良くなかったのかも…
良いところは、みんなが散々書いているので、個人的にダメだったポイントを書いてみました。でもグリバレも2回目3回目と観ていたらどんどん慣れて面白くなってきたので、この2ベイビーもまた観に行こうと思っている。
