80点。デヴィット・フィンチャーの執拗なまでに拘り抜いた美意識を堪能!!スマフォやAmazonを駆使する様は妙にリアルな現代版殺し屋が追われるっていうお話自体はスーパー地味。だが、画と音のハイクオリティさ、芝居の完璧さは、映像制作に関わる人間しかわからないんじゃないの?というくらい究極の完成度。
とてつもなく地味なお話に使った制作費が1.75億ドル(約265億円!)って、美術や撮影にそうとう時間をかけ、撮り直しや画の完成度をあげるための後処理はかなりの分量と予想する。(実は背景がフルCGですとかいくらでもありそう)