心の中でレオを飼いたい🦎
5thグレードの11歳クラスで飼われているムシトカゲのレオ。
狭いケージの中で亀のスクアートルと毎年同じような子供を見てきたレオはいつかケージの外に出てトカゲらしく生きることを夢見ていた。
そんなある年、頭の硬い非常勤講師が週末はトカゲとカメを生徒が家に持ち帰り命の責任を学ぶ提案をする。
学校の外に出て脱走を試みるレオは不意に子供に喋り声を聞かれてしまう。
喋れる事がバレるとまずいので子供に特別な存在だと認識させて口止め代わりに悩みを解決するアドバイスをする。
意外とHappy Madison初のアニメ作品？(モンスター・ホテルはSONY製作)
製作も脚本も主演も我らがサンドマンことアダム・サンドラー！
期待を裏切らないコメディと、たまにくる良い父親の雰囲気で笑わせながらも心に刺さる作品でした。
今回のサンドマンはトカゲ。
子供たちの悩みに寄り添うアドバイザー。
まさにサンドマンの得意なポジションという事もあり、本作も笑いつつも心が温かくなるそんな作品でした。
プロットとしては結構ベターではあるけど、その分見やすいし、子供から大人まで楽しめる内容ではあると思う。
意固地な非常勤講師にも寄り添って励ます姿はとても良かった。
そして低学年の子どもの表現はデフォルメながらも的確過ぎて笑ってしまった。
5th グレードになっただけで大人ぶる子どもたちも可愛いけど、誰しもが経験したであろう背伸びの仕方だからちょっと恥ずかしくなるかも。。
思春期特有のコンプレックスや悩みをポジティブに捉えて伸ばしてあげる存在に出逢えるどうかって子どもにとってはその後を大きく左右する一大イベントだろうから、そんな時レオ(サンドマン)と出逢えたことは本当に羨ましい。
