結構良かった。
作曲家、指揮者のレナードバーンスタイン。その人柄と音楽の才能と愛した人と詰め込まれた一作。可愛いおじいちゃんだよね。
途中までレナードバーンスタインの人柄と、功績、でも音楽家ってやっぱり変だけどそれを妻が支えてやっていくみたいな話かと思って、だとしたらレナードの音楽家としての山あり谷ありがあまり事実として描かれてないのでわかりにくいな、とも思っていたんですが。いい話でした。
こんな、おじいちゃん、おばあちゃんになりたいものだと、思いました。愛し合って誓った結婚でも、許せないことや期待していたものではないこともある。どうであれ、その人を認めて許して愛すこと、それをできたら素晴らしいものだな、と思いました。泣いてしまいました。
そしてカズヒロのメイクが本当にすごい。若きレナードから違和感は全くないのですが、高齢レナードが本当にすごいと思うし、その時の心情が表れた容姿を作り出すのがすごかった。途中の廃れてる時が1番老けてると思うし、心律した時は若く見える。
「ウエストサイドストーリー」の人というのも初めて知りました。
