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ポップスが最高に輝いた夜の79のレビュー・感想・評価

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)
4.1
かなり良かったです。号泣。
もちろん曲は知ってますし、なんなら音楽の授業で歌ったかくらいの記憶です。
こんなに素晴らしい曲が作られたこと、本当に作ろうと思うこと、作ろうと思って動かした人、歌った人、届けた人、聴いた人、みんなすごい。こんなことが成しうるなんて。
1985年に作られた曲だけど、もうすぐ40年を迎える2024年の現代ですら、価値観は変わってないはず。「世界中のどこかで起きてる誰かの問題で、みんな何かをできたらと思いながらもどうやって手を差し伸べたらいいかわからない」とな。
この一流アーティストたちを一度の場所に集めて、クリエイターの頭を一つに導くって本当に本当に本当に大変なことだったと思うし、あの少しのドキュメンタリーを見ても伝わってくる。みんなものすごいストレスで心身疲労だったはず。でもそれを越える地球上で意義のあることだよね。
ライオネルリッチーの人柄が素晴らしいものだと示されてるし、クインシージョーンズじゃないと指揮できなかっただろうね。本当に。そしてアーティスト。マイケル、ダイアナロスにスティーヴィー、レイチャールズ…もう、本当に、本当に、この人たちがみんな集まって1曲が歌われてるなんて、本当に、すごいことすぎる…
エンドロールで日本語訳が出て、歌詞の意味にも感動する。
ぜひ、皆様に見ていただきたい。
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