そっと置かれたおやつも、牛小屋のお掃除競争も、繋いでくれた手も不器用な顔も、全てが優しくて温かくて。
同じ目線になって、顔を見合わせる。
丁寧に丁寧に育まれた関係がどれだけ愛おしいか、たったそれだけの事がどれだけ幸せか。
"寄り添う"事の純粋な愛を噛み締める。
コットの不安そうな 居心地の悪そうな顔と、夫婦と過ごす中で産まれた 花が咲く様に綻ぶ笑顔。
ショーンとアイリンの温かさに、思い出すだけでこちらまで幸せな気持ちになる。
"足の長い子"って呼び方が、愛おしさが溢れててかわいいなあ。
何度でも見返したくなる、大切な作品がまた増えた。