アカデミーが惚れた24年間のピュアラブロマンス。
本当にピュア、ここまでただただロマンス要素しかない作品がノミネートされるのは珍しいのでは?と思ったし、演者全員が本当にナチュラルで、だからこそ機能する、身近に感じれるドラマでした。
特に”ファースト・カウ”で話題となったジョンマガロが本当に切なく良い立場。”君は僕の知らない言語で夢をみる、まるで、君は僕が行けない場所に行ってしまってるみたいだ”というシーンは沢山の人の心を掴んだと思う。
ただ初恋ときかれて思い浮かんでくる人がいない自分としては、この先ここまでピュアに誰かに惹かれ、想い焦がれることはあるのだろうか…と少しだけ、別の意味で胸が痛くなりました。