主人公が夫となるパートナーに話す韓国語の『イニョン』がとても印象に残りました。
日本語だと御縁なのかなぁと、現世で知り合えるのは、前世で何らかの縁があったから・・・なんて言うなんとも詩的な感じがしましたよ。
物語非常にミニマムなんだけど心に残る作品だなぁと思いましたよ。
主人公達は36歳なので同年代かなぁ‥
幼馴染だった2人の別れ(女の子の両親の海外への移住)から、12 年後にソーシャルネットワーク(多分フェイスブック的なやつ)を通しての再会、そしてまた12年後にそれぞれの人生を歩んでいる段階で(大人になって)ニューヨークでのリアルでの再会が(そして2人の新たる人生が流れていく‥‥)描かれていました。
活発的な女性と堅実的な男性なのは『花束みたいな恋をした』を思い出しましたし、ニューヨーク街を舞台にした会話劇は『その街のこども』を思い出しましたよ。