YasuhitoArai

宮本武蔵 般若坂の決斗のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

宮本武蔵 般若坂の決斗(1962年製作の映画)
3.8
内田吐夢監督作品。
宮本武蔵五部作の二作目。
姫路城での3年間の幽閉から出された宮本武蔵は、剣の道に生きることを決意し、浪人として旅をするが・・・という話。

前作で豪快な振る舞いをしていた武蔵が、幽閉により礼をわきまえた男になっている。出会う人とのやり取りが丁寧。今作品はあまり剣を抜かず、武蔵と他の登場人物との触れ合い、因縁を中心に描かれる。旅を共にする城太郎少年がかわいらしい。

最後の般若坂の決斗が見所。首が飛ぶわ、顔を真っ二つに切るわで血みどろ。

お通との別れに橋に彫った文字「ゆるしてたもれ」がツボだった。
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