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妖怪の孫のJPのレビュー・感想・評価

妖怪の孫(2023年製作の映画)
4.3
ヤバイ。面白い。
膨大な取材とアーカイブの数々が圧倒的。
安倍晋三に関する見たかったもののほぼ全てが、この映画にあった。
というかマジの「エルピス」みたいなことが起きててヤバすぎる。「報道されない」ということの恐ろしさ。

古舘さんのナレーションが凄くいい。全編にわたり軽やかでポップな演出で恐ろしい闇を暴いていくスタイルなので、恐ろしくも軽やかにも聞こえる古舘さんの声の相性抜群。てか古舘さんの声じゃないとこの演出が活きてこないレベル。

タイトル回収も予想はしていたが秀逸。私たちの中にも恐らくいる“妖怪”を3種、アニメで挿入する演出も◎

▼余談
こういう政治系のドキュメンタリーは、上映中お客さんがめっちゃリアクション良くてなんか楽しい。
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