marixxx

ソウルメイトのmarixxxのレビュー・感想・評価

ソウルメイト(2023年製作の映画)
4.0
Filmarksの試写会にて鑑賞。
オリジナル版は観ずに挑みました。

ある一枚の印象的な絵のモデルだったミソ。
公募展で大賞に選ばれたその絵の作者ハウンの行方を巡るところから始まります。
大親友だった2人の関係16年をかけてさまざまなきっかけで変わっていくのを観て、あおくさかったり甘酸っぱかったり苦しかったりで気持ち揺さぶられて溺れそうだった。

過去と現在が交錯して見失いそうになったけど、済州島とソウルの景色、絵を描く鉛筆の音とBGMがとても美しい映画でした。

女同士って、ほっっっんとに面倒!と思うことが多々あり、自分にはここまで近く濃い関係の人はいない。だからこういう関係が唯一無二で「ソウルメイト」なんだろなーとしっくりきた。

W松崎さんによるアフタートークも最高で、
中国版との違いや視点、ポスターに込められてる想いなどなど…よりこの作品に対する見聞が広まった。若い子達のお話だけど、大人になればなるほど会わなくなる人が増えて、あれが最後だったのかということがある(超意訳)…みたいなことをおっしゃってたのが印象的だった。

劇場でまた観たい。
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