フィンランド出身の建築家、アルヴァ・アアルト。彼の設計した建築の映像と共にその当時のエピソードを関係者や研究者が語ってくれるという構成のドキュメンタリー。
タイトルが「アアルト」だけになっているのは、アルヴァと彼の最初の妻アイノと彼女の死後、再婚した二人目の妻エリッサも、建築の責任であり、アルヴァを公私ともに支えたからなのだろうなと思った。
元家具業界にいた身としては正直、スツール60など彼のプロダクトデザインのイメージが強く…。300件以上の建築を世界中で手掛けてたことにびっくりした。
iittalaのグラス、アイノがデザインしていたこと初めて知った！デザインとして昔からよく知ってたのに。無知だ。
アルヴァ、アイノ、エリッサの関係性や当時建てた時のリアルな市民の反応など、少し深く知ることはとても面白いと思った。
映画としては、語りが続くのでとても眠かったのだけど…笑
フランスの画商、ルイ・カレの依頼で設計した美術品の為の邸宅はいつか行ってみたい。
新しい目標が増えた。嬉しい。
