xoxo018

ソウルメイトのxoxo018のネタバレレビュー・内容・結末

ソウルメイト(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ソウルメイト。
主人公は済州島に転校して来た行動派のミソ、済州島に住む慎重派のハウン。
2人はミソがハウンの通う小学校に転校して知り合う。

物語は16年後、公募展で大賞に選ばれた「作者ハウン」による高校生のミソが描かれた大きな絵から始まる。
そして2人が出会った小学生へと話は戻る。

2人の唯一の共通点は「絵を描く」事。
ハウンの絵は繊細で才能がある。
しかしミソの絵は独創的で決して上手いとは言えないものだった。
そんな対照的な性格の2人。
16年という月日をミソにあってハウンに無いモノ、
ハウンにあってミソに無いモノをお互い埋め合って生きてきたように思えた。
唯一無二の存在で、まさにソウルメイト。
離れては再会し、そしてまた離れる。
ハウンのいつも何かに不安な顔が印象的で凄く繊細だと思った。
あとハウンの性格を表してたのが、「カメラ」
ずっと同じカメラを使ってるのが印象的だった。

韓国映画ならではの魅せる映画。
どうして韓国映画はこんなにも観入ってしまうのか。
良い映画だなぁと思ってたが。。。
残り20分くらいからめちゃくちゃにしたなぁ、、、。
もったいない!

誰かが死んで可哀想、辛い、泣かせる映画があまり好きではない。
だって人が死んで悲しくならない人は居ないのに、
それを良い映画と言っていいのか?
ハッピーエンドでいいじゃん。何故、死なす?
あ~あ、と思いながら映画はエンドロールを迎えた。
xoxo018

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