うっちー

犯罪都市 PUNISHMENTのうっちーのレビュー・感想・評価

犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)
3.8
面白かった。もはやマブリーが出てくるだけで新しい何かは求めてないかも。あの、「同期」がどうのだとか、同僚たちとわちゃわちゃ話してるのとか、チャン・イス(パク・ジファン)とのやりとりとか、おかしくて癒された。

どうにも捉え所がなくて顔の印象が残らないキム・ムヨルの悪役も、個人的には前作前々作よりよくて、一作目のチャン・チェンに迫るものだったように思う。リラックスしたところ一切なくてイライラだけが感情として伝わってくるような悪役ぶり。殺すことで快感を得るとかナルシスティックな印象もなく、無感情無恐怖な感じがリアルで怖かったし。

イ・ドンフィのIT社長が脇が甘すぎて、でもそんなキャラだから彼が演じてるんだね、という納得感。

特別な驚きや感動はないけど、この手堅さや爽快感はやはりクセになります。快作です。
うっちー

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