三宅唱監督最新作ってことのみで原作未読で前情報ほとんど入れずに観た。
しみじみとめちゃくちゃ良い映画だった。
PMSとパニック障害を抱える2人の男女が織りなす繊細な心の交流。
カムカムの安子と稔さんのコンビを再び見れたのも凄く嬉しかったけど、「たまたま会社で隣の席だっただけの」藤沢さんと山添くんとしてしっかりとそこにいて、安易に恋愛関係にならないのが良い。
改めて三宅監督が描き出す世界観はリアリティラインの設計が巧みだなと実感。
社長役の光石さんの安心感たるや。
山添くんの元上司の渋川清彦さんの涙にもらい泣き。
人生こういう瞬間があるから生きて行けるんだよなと、なんか色々と救われたような気がしました。
