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夜明けのすべてのkyoheiのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.4
『ケイコ目を澄ませて』でも感じたフィルムによるなにげない日常や、夜の風景や夜明け前の映像の美しさは相変わらず健在でした。

PMSの持病を持つ藤沢さん(上白石萌音)とパニック障害の持病を持つ山添くん(松村北斗)の二人が主人公。
主人公の二人に寄り添うように、丁寧に描いて作品だったので好感度良し(๑•̀ㅂ•́)و✧

持病によって生きづらさを感じている二人が、少しずつだけでも理解しあっていく。
ちょっとしたことでも、助けるなることはあるのかなぁとボンヤリ思いました。

二人が就職している栗田科学さんが良い会社過ぎると思いました。
もしからしたら、弟さんを亡くしていることから、二人のことを優しく見守っている社長(光石研)や社員(久保田磨希)の人達なのかなぁと思いました。

山添くんの元上司(渋川清彦)や元同僚(芋生悠)も遠くからサポートしている感も良かったです。

最終的にプラネタリウムや夜空の星が主人公2人の仕事こメインになってくるので、久しぶりに夜空を見上げたので良い映画だと思いましたよ。
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