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死霊館のシスター 呪いの秘密のSUのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

火炙りが効かない聖ルチアの子孫である筈の神父がヴァラクに火炙りで瞬殺されるが、アイリーンには効かなかった。それはアイリーンの母が聖ルチアの血だけではなく目をも受け継ぐ者であり、同じ目を持つアイリーンこそが聖ルチアの正当な子孫であったのだ。

大量のワインをキリストの血に変化させる奇跡を起こしその全てをヴァラクにぶちまけることで、聖遺物である聖ルチアの目により強大な力が完全復活したヴァラクを退けることに成功。
もはやバトル漫画と化したシスタールート。アイリーンマジでカッコ良過ぎる。。
シスタールートはもはやホラーではなくエクソシストvs悪魔のバトルファンタジーだ。

ヴァラクは元々天使であったが神に追放された際(何故追放されたのか何故シスターの格好をしているのかは説明なし?)に力を奪われ、その力は聖ルチアの目として人間に分けられた。つまり聖ルチアの目でありヴァラク自身の目でもある聖遺物を手に入れ力を取り戻すために、ヴァラクはエンフィールドでへそ曲がり男やビルを操った時の様に、今回も校長の息子やモリースや羊の悪魔を操りながら暗躍していくのである。

羊の悪魔はアナベルの悪魔、特に死霊博物館で登場した悪魔に酷似しており、アナベル1にてこの羊悪魔が憑依しているジャニスが他の悪魔を召喚しようとしていたとすると、それはヴァラクの事であったのかもしれない。

エンフィールドでヴァラクが暴れることになっているので本作では倒しきれていないことになる。また、死霊館1などで度々映されるウォーレン夫妻が悪魔祓いを行う映像にて、モリースが悪魔祓いされているので、ヴァラクはまだモリースに取り憑いている状態だということだろうか。

ヴァラクvsウォーレン夫妻の最終決戦が待ち遠しいが監督は是非ともワン氏にお願いしたい。
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