織田

AIR/エアの織田のネタバレレビュー・内容・結末

AIR/エア(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

「えっまだ観てないの?ナイキ好きなら観に行かないと!」
職場のスニーカー好きの間で話題になっていたのは先月のこと。結局行けなかったわと思ってたら、1ヶ月も経たないうちにアマプラにやってきてびっくりした。

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ナイキというブランドへの個人的なイメージはハイランクなものであり、ナイキにスポンサードされることは名誉の証だとも思う。(これはどのスポーツを好きかによって変わってくると思いますが)
そんなナイキもバッシュの勢力図において3番手に甘んじていた時代があり、マイケル・ジョーダンへのオファーを画策するもコンバース、アディダスより序列は低い。(なお上位2社のプレゼンにオールスターやフォーラムHIが出てきて嬉しい)
そこからどう逆転していきましょうか!っていうお話。自社内の後ろ向きな雰囲気を(強引に)打開し、クライアントのニーズを汲み取り、ライバル社の弱みを理解して戦略を立てていく姿が勉強になります。

高校時代にバイト代貯めてAJ1(復刻)を初めて古着屋で買ったときのことを思い出したわけですが、「エアジョーダン」と人名がついた由来を深く知ったのは初めてだったし、ジョーダンブランドの売り上げの一部をうけとるジョーダン側がどんな風にその利益を世の中に還元していたのかも知れて面白かった。

泥臭く成功をつかんでいく土壌はナイキの歴史であり、何年か前に読んだフィル・ナイト氏の「SHOE DOG」を読み直したくなりました。劇中の「AIR JORDAN」「JUST DO IT」には鳥肌!
織田

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